脇の黒ずみ解消に自宅にあるオロナインは効果ある？メリット・デメリットを検証！

オロナインは肌にどんな効果があるの？

オロナインの有効成分はどのような効果があるのでしょうか。主な成分は、抗菌作用があるクロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)、乳化剤のポリソルベート80、止血剤のウロマクロゴール、硫酸アルミニウムカリウムなどが入っています。

血を止めたり菌が増えないようにする、傷薬のような成分がメインでできています。他の成分を見てみても、毛穴をきれいにしてくれるような成分はほとんど入っていないでしょう。販売元の大塚製薬の謳うとおりに、ニキビや吹き出物、水虫、あかぎれなどに使うのが本来の正しい使い方です。毛穴の悩みを解決したいときはオロナインではなく、毛穴をきれいにする専門の薬や化粧品を使いましょう。

脇の黒ずみを解消したい！自宅にあるオロナインを塗るメリットは？

脇の黒ずみをきれいにするのにオロナインを使うという方法があります。使い方は脇の毛を剃った後、清潔な肌にオロナインを塗るだけという簡単なものです。でも本当にオロナインを塗るだけできれいになるんでしょうか。

オロナインは炎症を抑えたり、傷口の殺菌をする効果があります。そのため、剃刀による傷に塗るのは効果的でしょう。自分で剃ると、見た目にはわからなくても肌は細かい傷だらけになっています。その傷をそのまま放置すると痒くなったり赤くなったりします。オロナインを塗れば炎症を抑えるため、痒みや赤くなったりするのは防ぐことができます。

自宅にあるオロナインは脇の黒ずみ解消になる？デメリットってあるの？

ニキビや傷には効果抜群のオロナインなら、脇の黒ずみもきれいにしてくれそうと考えていませんか？でも傷と黒ずみは別物です。

オロナインには傷口の殺菌や炎症を抑える効果があります。でも傷が治った後にできた黒ずみは傷とは違うので、キレイに治せる効果はありません。有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液やラウロマクロゴール、ポリソルベート80などは抗菌など傷薬のような成分で、黒ずみに効果がある成分ではありません。その他の成分にも美白などの効果があるものは入っていないでしょう。

オロナインは、剃った直後に塗って傷や炎症を抑えるのには効果的です。
でもすでにできてしまった黒ずみは、オロナインでは治せません。黒ずみをきれいにしたいのなら、ちゃんと美白などの効果を謳ったものを使いましょう。

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